所蔵宝物



豊臣秀吉画像

御召緒太

豊臣秀吉朱印状
豊臣秀吉画像は狩野山楽筆と伝えられる。
御召緒太(おめぶと)は宮中において天皇が使われるもの。後陽成天皇が太閤秀吉に下賜され、それを当寺に太閤が再下賜されたと伝えられる。
豊臣秀吉朱印状は天正15年(1587)の九州攻めの時の命令書で、赤間関で九州へいよいよ攻め入るための陣立てを定めたもの。
大阪城にて保存。
ご覧になりたい方は大阪城へ出向くか、寺誌をご覧ください。

絹本著色  仏涅槃図 横幅約4メートルの大幅で、沙羅双樹のもと入滅せんとする釈迦を中央に描き、両端には釈迦八相図を描き添えてある。桃山から江戸時代に書けての作である。

由緒書 正式名称「寶樹山銀山寺興隆  本尊阿弥陀如来本堂安置并観世音菩薩地蔵菩薩来由記」
当時の由緒を書いたもので、一時軒惟中(岡西惟中)の書である。また、作者は不明だがそれを書き写したものもある。題名通り、寺の興隆と本尊、観音菩薩、地蔵菩薩が当時にもたらされたことが書いてあり、寺誌には読み下しを掲載しています。

龍図 本堂内両脇壇の天井に1枚ずつ描かれた紙本墨画の龍の図である。作者は江戸後期の京都の絵師で狩野鶴沢派の江村春甫である。写真は花押のみ掲載する。全体図は寺誌に掲載されています。

駕籠 当時の住職が代々使用した駕籠で、今なおきれいな形で残されている。